2010年10月6日水曜日

イスラエルの管弦楽団、ドイツで演奏

イスラエルとドイツ。
過去の歴史はとても涙なしには語れないほど、悲しい出来事がたくさんあった。
そんな悲しい過去の出来事があったにもかかわらず、今回イスラエルの管弦楽団が、なんとドイツのバイロイト音楽祭で演奏することになった。
ここで特筆するのは、ワーグナーを演奏する事にある。
なぜワーグナーの演奏が問題視になるのかというと、ナチスの強制収容所では、ユダヤ人がガス室に送られる際にワーグナーの作品が流され、被収容者も作品の演奏を強要されたという過去があるのである。
もちろんワーグナー自身には問題はないけど、その曲が利用された事で、イスラエルの人々の中ではワーグナーの曲に対して悲しいトラウマが出来てしまったようだ。
唯一の世界共通の言葉は音楽である。
この音楽を通して世界中の人々が幸せになれることと心より切に願います。

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